2012年3月3日土曜日

白杆魚鱗甲いただきました

念願のおしゃれな女性用鎧の「白杆魚鱗甲」(はっかんぎょりんこう、だと思う読みは^^)を重慶の秦良玉さまから頂戴しました。殿オンラインで80回目あたりじゃないかと思います。ご褒美頂いた回数は、たぶん15回くらいかな、結構当たりを引いてた気がします^^;
例によって、貰った瞬間のSSは撮れずww
いあ、今回はずーと準備してたんだけど、この瞬間だけなぜか余所見をしてしまって^^

着ると、チョー格好よい><

色はピンクと茶系の2色にも変更ができるみたい。
人知(2)のジェネラルローブが女性用では最強みたいですけど、見た目はこっちのほうが断然上ですね^^


白杆は植物のトネリコの事。読みは中国語だとバイガンでしょうが、日本語だと「はっかん」なんでしょうね。杆は「てこ」の意味で、トネリコが梃子の柄として使われることが多かったのでしょうね。

トネリコといってもピンと来ない人がいるかもしれませんが、英語ではホワイトアッシュ、バットの材料に使われてる木です。

なので白杆魚鱗甲という言葉はコーエーさんの造語でしょうけど、ちょいとオカシイ。意味的にはトネリコの魚鱗状の鎧ということですから。


重慶の殿キャラである秦良玉さんに因んでなんでしょうけど、縫製レシピにある魚鱗甲と区別したいにしても、意味が合わないのは困りもの。
おそらく「白杆」を槍のことだと誤解されてるんでしょうな。同じ秦さんのご褒美の槍の名前も「白杆」ですから。正確には「白杆長槍」です、百度によればww
白杆长枪


秦良玉さんは、明代末に実存し、かつ正史に記載された唯一の女性武将なんです。この方が率いた歩兵はトネリコの柄が付いた槍を武器にしていたので「白杆兵」と呼ばれていたんだそうです。

ちなみに、トネリコを使うと、塗装がいらないという利点があるんだそうです。たしかに野球のバットも白木で使用するのが標準的ですもんね。樹脂が多いのかな?

少数民族の生まれながら、落ち目の明に忠義を尽くし、清に追われた亡命政権にも加わったのですから、女性版の鄭成功です。
なので、清朝が編纂した明史の列伝に名前が残ったんですね。

その辺りからのネーミングなんでしょうけど、どうなんでしょう^^;
秦氏魚鱗甲とか、忠州魚鱗甲(忠州は重慶から南の長江沿いの都市で、秦さんの出身地)なんかはどうですか?

まあ、いまから代える訳もないしねぇ~

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